Kehlani オークランド公演
ニュージーランドのオークランドでケラーニ(ケィラーニって書き方が一番英語っぽい)のライブに行ってきました。
数日前に日本でサマーソニックに参戦したこともあり、そのすぐ後のオセアニアツアーです。
チケットが即売り切れ、プローモーターが大きな会場へ変更したにも関わらずそれすらもソールドアウト。
オールエイジのライブだったので、オーディエンスの大半が女の子で半分位がティーンエイジャー。
男子は圧倒的マイノリティ。
「Whare is my ladys at!? Where is my fellas at!?」
もなかった気がする。
白人とアイランダーが半分ずつ位で、いつも通りアジア人はほとんどいなかった。
珍しいことに会場内でマリファナを吸っている人も全然いない。
全曲を合唱出来るレベルの熱血ファン達が一堂に会していることもあり、いつも以上に一体感を感じられるピースフルな空気に包まれていました。
ここまで健全なライブは久しぶり。
「この会場にいるみんなは、他人の『愛の経験』を否定したりしないって約束して。それがストレートだろうとゲイだろうとレズビアンだろうと関係ない。」
という間を挟んでUndercoverへ。
AkonのDon't Matterをがっつり引用したこの曲も大合唱。
They don't wanna see it happen—but we say, "Fuck it"
「私達の恋愛が上手く行かなければいいって思ってるんでしょ?でもそんなのどうでもいいわ。」
ケィラーニは、過去に誤解から発展した恋愛関係のニュースで大炎上し自殺を図ったことがある。だからこそ、尚更このメッセージをオーディエンスに伝えたいのかもしれない。
サマソニでは大阪公演は黒のストレート、東京ではピンクの髪型でした。
今回のライブの髪型はウェイビーなショートヘア。
これには理由がありました。
実は彼女はニュージーランドの映画、The Whale Rider(クジラの島の少女 - Wikipedia)の大ファンで、主人公のパイケア・アピラナの髪型なんです。
結構お茶目ですね。
歌も上手くてダンスも魅せる。
キーボードとドラム、DJ、そして息の合ったバックダンサー二人。
華やかさとリーダーシップを兼ね備え、クリクリした目はレフト・アイを彷彿とさせます。
既に申し分ないレベルに達しているので今後が楽しみー!
サイン貰ったときに
「日本どうだった!?」って聞いたら
「帰りたくない位楽しかった!またすぐ行きたい!」
と話していたので近い将来単独公演もあるかも!?