Joey Bada$$ オークランド公演 ライブレビュー
2017年に発表したアルバム、ALL-AMERIKKKAN BADA$$を引っさげて、Joey Bada$$(ジョーイ・バッドアス)が四年ぶりにニュージーランドのオークランドに帰ってきた!
チケットは売り切れ。
自分は最後の最後に幸運にも手に入れることが出来ました。
久しぶりに観たJoeyは桁違いにパワーアップをし、1月12日の夜、Powerstationは間違いなくオークランドで一番熱い場所でした。
今回も簡単にライブレビューです♪
今回も売り切れた
ここニュージーランドでもPro Era、Joeyの人気は目を見張るものがあり、チケットもしっかりソールドアウトになりました。
Powerstationのキャパシティは1200人程度なので、次に来る時はSZAと同じ会場にグレードアップしてもいいかも。
オーディエンス層
マオリ、アイランダー(サモア、トンガ系)はもちろんのこと、白人が少し多かった気がする。
やっぱり昨今のHipHopは白人のオーディエンスが圧倒的に増えたんだろうなぁ。
例えば、これがBone Thugs n Harmonyだったりすると、オーディエンスの9割がマオリ、アイランダーという具合なんです。
2010年代のアーティストのファン層と90年代のファン層の違いがしっかり反映されています。
もちろんJoeyも2010年代のアーティスト。
このオーディエンスの割合も納得です。
ライブ内容
熱い!
Joeyの熱気もさることながら、オーディエンスの熱気が常に最高ボルテージ!
WavesやRockabye Baby、Paper Trail$と新旧を織り交ぜたステージは圧巻。
が、それ以上にオーディエンスの盛り上がりが始まりから終わりまで休むことなく最高潮。
全曲大合唱の様を観ていると、Joeyのステージがどれだけ待ち望まれていたのか想像に難くない。
Joey自身も思った以上の熱気だったのか、4曲歌った時点でバテた。
「Fuck. This is crazy(ハンパねーな). I'm about to blackout(失神しそうだ).」と、DJブースの前に倒れこむ始末。
それでも休みながらも、最大限に感情を込めてラップするJoeyの姿は圧巻でした。
個人的に大好きなFor My Peopleも大盛り上がりで大満足!
Mumble Rapが主導権を握りつつもあるHipHop界(批判じゃないですよ!)。
90年代の血を色濃く表しているJoeyの様な存在の人気を確認出来ただけでも良かったです。
ちなみに本当に熱くてモッシュピットにいるオーディエンス達はシャツを絞れる程汗まみれになっていました。
オークランド滞在中のJoey Bada$$
海へ行ったり(立ションして怒られたり)、ダウンタウンでワインを飲んだり、スカイタワーからバンジージャンプをしてみたり。
自由奔放にオークランドでの滞在を満喫したみたい。
が、自由には責任が伴ってしまうこともある。
ホテルからのアップを多くしたせいで、なんとファンがホテルに集まってしまう。
ロビーにも来てしまったせいで、
「Hey, respect my privacy(プライバシーを尊重してくれ). Don't fuck around in the hotel lobby, or even around the hotel(ホテルのロビーや周辺へ集まるのも止めてくれ). That's not love, that's creepy(愛とかじゃなくてキモいし). I don't fuck with those shit man(そういうやつ等には構ってられないからな).」
と声明をアップする始末。
それでもインスタのアップは止めず、夜中にギター弾きのストリートミュージシャンの前で酔っ払いのようにステップを踏んだり陽気遊んでいました笑
その姿勢、Nuff Respectです!
実はサインをもらってしまった♪♪
これからが楽しみなラッパーの1人です!