Power In Numbers in Parallel Universe

ニュージーランドのオークランドでどうにかこうにか永住権を取ったデータアナリストをしている人のブログです。

アデルのライブ in オークランド

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ニュージーランドオークランドのアデルのライブに行ってきたよ。

追加公演に次ぐ追加公演で、トータル三日間。

動員数はなんと130,000人!しっかり記録を塗り替えています。

www.newshub.co.nz

自分は二日間行きました♪

 

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幸運なことにマイクがなくても声が聴こえる位近い位置で観れました。

 

本当に気取ったところがない(Down to Earthナンバーワンに入る)アーティストで、ステージ上に虫を見つけては走って逃げたり、それでも気になるのかはいつくばってマイクを向けて、「こんにちは。私はアデルって言うんだけど、君何してるの?」と話かけてみたり。

その直後に、ステージの近くにいた中学生位の女の子を呼び、「もしよかったら、この虫掴んでポイって出来る?お礼に一緒にセルフィー撮るわよ?」とファンサービスも満載。

毎回ランダムに選んだ客席の椅子の裏側に手書きの手紙を忍ばせ、毎回サプライズを用意していたりもする。

 

この初日公演は、アデルのデビュー前からメイクを担当しているニュージーランド出身のMichael Ashtonの誕生日ということもあり、45,000人でハッピーバースデイを歌いました。

www.newshub.co.nz

 

三日目はあいにくの天気、というよりかは大嵐。

大雨過ぎて悲しくなるレベル。

それでも、アデルのびしょ濡れになりながらも本気で歌う様は本当に輝いていました。

 

歌上手、間の取り方も上手、声の使い方、感情の込め方、全てが超一級品の彼女の

凄いところは、声が一切ブレないところ。

ライブでも、大雨の中のライブでも一切ブレない。

キーを外すなんてことは一瞬もない。


Adele - When We Were Young (Live at The Church Studios)

この映像のCDに近い歌い方をライブでもやってのける。

 

もちろん、同じ音を奏でるバンドメンバーがいるからこそ出来る芸当です。

 

涙もろい彼女は、最終日のSomeone Like Youの前では感極まって泣いちゃっていました。

 

そもそも、彼女は世界を周るツアーが好きではありません。

ファンへお礼をしたいという気持ちが、今回の世界ツアーを決めるきっかけになりました。当時4歳だった彼女の息子、Angelo君が小学校に上がったらもうツアーのチャンスはない。最後のツアーとして長い長いプロダクションを経て実現したのが、この世界ツアー。

 

自分の中でアルバムを作る環境(主に失恋)が整わない限りは楽曲制作をしないので、ビヨンセの様に精力的に社会へ呼びかけるようなこともあまりしない彼女。

それでも3枚のアルバムは世界中で売れに売れ、そのファンの気持ちがあったからこそ実現したツアーでした。

 

オークランドはそのツアーの最終日だったので、今までの思いが一気にあふれ出てしまい大雨の中泣いていました。

 

 

ライブ後はオークランドの海沿いのバー兼クラブを貸し切って関係者のみのアフターパーティーをしていましたね♪

 

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今回のツアーに参加できなかった方、21を発表した後のライブDVDもあるので是非どうぞ♪

ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール