アデルのライブ in オークランド
Syd - Body
The Internetの紅一点(という表現は本人は気にくわないかもしれないけど)、Syd tha KydことSydのソロプロジェクトからのセカンドシングル。
……今年のベスト決定!笑
シンセを響かせてナンボというようなこの時代に、音数をこれだけ少なく、しかも歌詞を詰め込まずに本人の声だけでこれだけの表情をのぞかせることが出来るシンガーはここ数年見たことがない。
上手過ぎじゃない!?どうなってんの?
ライブでもしっかり上手い。
が、観客が一緒に大合唱するので大抵かき消される笑
アルバム二曲目のKnowではアリーヤを彷彿とさせ、涙腺が……
アリーヤとティンバ、ミッシーが当時どれだけ未来に生きていたのかを実感すると供に、気負いなど一切見せない(ように歌う)Sydに惚れ惚れしてします。
もしかしたらSydだけの腕ではなく長年一緒に活動をしてきているNick Greenとのケミストリーから生まれる逸品なのかもしれないけど。
2010年以降で言葉少なに歌うアーティストで印象的だったのは、Keri Hilson。
彼女のKnock You Downは音の波を華麗に泳いでいて本当に素敵でした。
Ne-Yoがバシャバシャ暴れた後に、蟹江おじさんが不器用に登場したりと面白い曲でした笑
下のFader誌のインタビューでSydはこのアルバムについて下記の様に語っています。
“For me, this is like an in-between thing — maybe get a song on the radio, maybe make some money, have some new shit to perform.”
「これはあくまで(自分とバンドの)中間に位置するような物なの。ラジオで流れる様な曲を出せればいいし、お金にもなるかもしれない。ライブでも出来るようなヤツ。」
このリラックスしたスタンスがアルバム全体に満ちていてます。
おーすーすーめーだー!!!!